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歯を失う、ということは?

成人の歯は、親知らずを含めて上が16本、下が16本の計32本生えています。こんなにたくさんあるのだから、1本くらいなら無くなっても大丈夫と思っていませんか?
歯を失うということは、ただ歯が無くなるということだけではありません。歯を支えている根まで失くし、噛む力を衰えさせてしまいます。噛む刺激がなくなると、歯の周辺の骨が痩せていきます。骨が痩せ、歯が抜けた後の空間はどうなると思いますか?
歯を支える骨は常に活動していて、空間を埋めようと隣の歯を移動させます。そのため、歯ならびが悪くなり、かみ合わせも悪くなることで、食べ物を食べこぼしてしまったり、きちんと噛むことができなくなります。結果、飲み込みがうまくいかなくなり、胃にも負担をかけることにもなるのです。他にも、頭痛や肩こり、筋肉痛になりやすくなるなど、いろいろな障害を引き起こすことにもなります。もちろん、歯ならびが悪くなることで、他の健康な歯にもダメージを与え、虫歯や歯周病などにもかかりやすくなります。

体への影響以外にも、前歯だと見た目が悪くなるので、人前で口を開けて笑えなくなることもあります。抜けた歯の隙間から空気がもれるため、はっきりした発音で話せなくなります。そのため、人に笑われるのではないかと消極的になっていくこともあるでしょう。
このように、1本でも歯を失うということは、全てのバランスを崩していくことに繋がっていくのです。

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